どうも、アニメ大好きとうふです。
突然ですが、『フルーツバスケット』という漫画をご存知ですか?
『花とゆめ』に1998年~2006年まで連載されていた高屋奈月先生作の漫画で、コミックスは全部で23巻発売されています。
2001年には、テレビアニメ化もされました。通称、『フルバ』と呼ばれています。
僕がアニメにドハマりしたきっかけになったアニメ作品のうちの1つです。
(因みに僕がアニメにハマるきっかけとなった作品は『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』・『機動戦士ガンダムSEED』そしてこの『フルーツバスケット』の3作品です。なんか、一つだけ毛色が違う気もしますが・・・・・)
僕はそこそこのオジサンになってしまいましたが、今でも実家の本棚にはこの『フルバ』のコミックスが綺麗に並べてあります。
(少女漫画をレジに持っていくのは、学生時代とっても恥ずかしかったですが、どうしても原作が読みたくて、本屋で購入していました。)
なぜ、今になって『フルバ』の話を?と思われたかもですが、な・な・なんと、この『フルバ』が再度アニメ化されることが決定したのです(〃^ー゜)//””パチパチ
しかも全編です!!最終話までアニメになるのです!!
胸アツです!!
実は、この情報、先週の火曜日(13日)に早バレ?というか、『花とゆめ』のサイトが表紙を早めにアップしてしまった?ために、その情報がtwitterで流れていたのですが、誤情報かも?ということで、公式からの正式発表まではブログに書かないようにしていました。
ついに、今日正式に発表されましたね!!来年、2019年放送開始だそうです!!
アニメ公式サイトも今日開設されてました!!
この『フルバ』は前回のアニメ化放送から17年経っています。
今気付いたのですが、今の中高生はまだ生まれていないのですね・・・・・
ちょっと何とも言えない・・・・・・
しかも前回のアニメの時はまだ漫画が連載途中だったため、アニメも中途半端な場面で終わってしまいました。
といっても、僕はドハマりしましたし、毎週楽しく見ていましたし、感動して泣いていましたけどね(ノ◇≦。)
個人的には公式発表でわかったことの中で、高屋奈月先生のご要望でキャスト&スタッフが一新となったことが衝撃的でした。
高屋奈月先生のコメントも載っている公式サイトはコチラです⇒https://fruba.jp/
早バレ(?)の時点ではまだ、キャスト等は発表されていなくて、前回のキャストが豪華すぎたので、このまま再アニメ化するのは難しいのかな?とは思っていたのですが、全員一新とは!?
僕の中での透くんは堀江由衣さんで、草摩由希くんは久川綾さんで、草摩夾くんは関智一さんなので・・・・・
このキャストを超える新しい透くんが頭の中に定着されるかは観てみないとわからないですね・・・・・
大地丙太郎監督の小気味の良いテンポの感じもとっても好きだったのですが・・・・・
監督自身がtwitterで「フルバのアニメの続きは作れないのです。それは岡崎律子さんはじめ、あの時にスタッフ全員、全力を出し切ってしまったから。でも、今、思った。こういう風に言われ続けるのは、我々の落ち度でした。半端な作り方をしてしまったのでしょう。ごめんなさい。それでも、続きは作れません」と仰っていたので、やはり監督は大地監督ではなかったことも残念です。
ただ一つ、願いとしては大地監督の『フルバ』を超える『フルバ』を完成させて欲しいものです。
ストーリーのあらすじですが、唯一の家族だった母親を亡くして一人テント暮らしをしていた女子高生・本田透が、あることがきっかけで、同級生・草摩由希が暮らす同じ一族の草摩紫呉の家に居候することに。居候初日に透は、代々十二支の物の怪(もののけ)憑きで、異性に抱きつかれると憑かれた獣に変身してしまう体質だという草摩一族の秘密を知ってしまう。その草摩家と透が織りなすハートフルストーリーです。
とにかく、ハートフルで心を揺り動かされます。
今の若い子達や、僕の様に少し心に何か抱えている方にはぜひぜひ観て欲しいです。
ホントにオススメです!!
超絶オススメです!!
ここからはとうふの個人的『フルバ』のおすすめポイントを勝手に紹介していきます!
言葉が染みる(名言が多い)
とにかく、登場人物の言葉が心に染みます。
草摩はとりの「雪が溶けたら何になると思う?」という問いかけに対して、
本田透は「え?う~ん、そうですね......『春』になりますね!今はどんなに寒くても、春はやってくる。不思議ですねぇ。」という言葉。
当時、僕はすでにパニック障害を患っていたのですが、まだ、自分が『パニック障害』という病気だとわからず、正直どうしていいのか、何をすれば体調が良くなるのか分からずに、心が病んでいて、心の中が冬というか、雪というか、もうなんて言ったらいいのか、正直、闇(病み)の状態でした。
そんな、僕の心の中にこの言葉がスッと入ってきて、いつかこの雪(心の病み)が溶けて春になるんじゃないか?そんな気持ちにさせてくれました。
何度、このシーンをビデオで見直したかわからないくらいです。
漫画も何度読み返したか・・・
ホント、名言です。
その他にも、この作品は名言がたくさんあります。
これも、本田透の言葉ですが、
「例えば人の素敵というものが オニギリの梅ぼしのようなものだとしたらその梅ぼしは背中についているのかもしれません・・・っ
世界中誰の背中にも 色々な形 色々な色や味の梅ぼしがついていて
でも背中についているせいで せっかくの梅ぼしがみえないのかもしれません
『自分には何もない まっ白なお米だけ』
そんな事ないのに 背中にはちゃんとぼしがついているのに
・・・・・・誰かを 羨ましいと思うのは 他人の梅ぼしならよく見えるからなのかもしれませんね」
(今も誰かが羨ましがっているかも 自分では気づかない何かに 憧れているかも
そう考えると少しだけ もう少しだけ 「自分」をがんばってみようかなって思えてくる)」
今この言葉を今読み返しただけでも、もう少し「自分」を諦めないで頑張ってみようかな!!って思います。
この作品には高屋先生が産み落とした、このような名言が山のようにあります。
その一言一言が僕の心に響いて、今でも心の清涼剤と安定剤になっています。
アニメの主題歌(OP曲)が素晴らしすぎる
何が素晴らしいかって・・・・・
全てなんです。
OP主題歌は岡崎律子さんが歌う『For フルーツバスケット』という曲なのですが、ホントに名曲です。
instrumental(カラオケ)での音の構成が素晴らしい!!
曲の1番のサビが終わるまで、伴奏がほぼピアノというところが、個人的にツボなのかも知れませんが。
2番からはドラムが入るのですが、音圧が弱めなのか、ピアノを邪魔しない程度なので、優しい雰囲気が残っているのが素晴らしいです。
大サビでのストリングスも、この曲の大サビを優しい感じで包み込んでくれます。
曲の構成(コード)がシンプルなのが、聴きやすくて、素晴らしい!!
この曲は珍しく、AメロとBメロ(サビ)だけで、1番が構成されています。
J-POPって、多くはAメロ→Bメロ→サビという流れが主流で、かつAメロ(メジャーコード)→Bメロ(マイナーコード)→サビ(メジャーコード)もしくは、Aメロ(マイナーコード)→Bメロ(メジャーコード)→サビ(マイナーコード)という構成が多いです。
そんな中、この曲はAメロ(メジャーコード)とBメロ(サビ)(マイナーコード)だけで構成されていて、いい意味で曲の印象の変化が少ないながら、曲全体から溢れだす優しい雰囲気を作り出しているところが、聴きやすくて、素晴らしいです。
歌詞が素晴らしい!!
とにかく歌詞が素敵なんです!!
僕的には、
「たとえば苦しい今日だとしても
昨日の傷を残していても
信じたい 心ほどいてゆけると
生まれ変わることはできないよ
だけど変わってはいけるから」
という箇所と
「たとえ苦しい今日だとしても
いつかあたたかな想い出になる
心ごとすべてなげだせたなら
ここに生きてる意味がわかるよ
生まれおちた歓びを知る」
という2箇所が何度聴き返しても涙を誘います。
持病のことで、ホントに苦しい日々が続いていて、毎日生きていてなんの意味があるのか
とずっともがいていた時に出会った曲なので、今でもツライ時は聴いています。
今、苦しんでいることがある方、心のモヤモヤみたいなものが、少し取れるような、
心が少し軽くなるような、そんな気分になれるかもしれませんので、無理にとは言いませ
んが、お時間があれば、一度聴いてみて下さい。
歌声が素晴らしい!!
この『For フルーツバスケット』を歌っていらっしゃる、というか歌っていた(泣)岡崎律子さんの歌声が素晴らしい!!
なんで(泣)というかというと、岡崎律子さん、実は2004年5月5日に敗血症ショックという病気でお亡くなりなりました。
44歳という若さでです。
当時の訃報が載っている新聞の切り抜きは実家に今でも置いてあります。
その岡崎さんの天使のようなウィスパーボイスがこの楽曲にとっても合っていて、涙を誘います。ホントに泣けます。
今、この曲を聴きながらブログを書いているのですが、涙線が弱くなったのか、いろいろなことを思い出して、泣けてきます。
めっちゃオススメなので、何度もゴリ押しみたいになってしまいますが、お時間があれば、ぜひ一度聴いてみて下さい。
なんか、最後の方は曲紹介みたいになってしまいましたねf^_^;
あまりストーリーの内容をお話ししてしまうと、アニメを観る楽しみがなくなってしまうかと思いますので、今日はこのくらいにしておきますね。
引き続きこの『フルバ』に関する新しい情報が出たら、どんどんブログを更新していきたいと思います。